さてさて、お庭を大満喫し、今度こそ宮殿の中へ。
(このときまたまた怪しい雲が。。作戦(=順序)変更が功を奏しました^^) ☆こちら↓の記事を先にご覧頂ければ幸いです☆ ハンプトン・コート・パレス お庭編(記事はこちら) こちら、ヘンリー8世(の肖像画)。 ハンプトン・コート・パレスは今日に至るまでに様々な人の手に渡るのですが、 王室で初めて手にしたのはヘンリー8世です。 このヘンリー8世、英国王室の歴史の中でもかなり存在感のある王ですよね。 インテリで才能溢れる王であると同時に、生涯で計6人の妻を持ち、 自身の離婚・再婚が原因でイギリスはローマ・カトリック教会から離脱・・・ そんなヘンリー8世の幽霊が、 ここハンプトン・コート・パレスに今も現れるとか現れないとか☆ 幽霊に遭遇?!というわけではないですがw、 このヘンリー8世のそっくりさんにはよく出くわしました。 ばっちり王らしい演技をされていますが、気さくに記念撮影してくれます^^ では、無料のオーディオガイドとともに、 Henry Ⅷ's Apartments ヘンリー8世のお部屋へ。 入ってすぐにあるこの煌びやかなお部屋は、 Henry Ⅷ's Great Hall ヘンリー8世のホール。 お客様に力を見せ付けるために、贅を尽くしています。 見学は意外と自由度が高く、王の席に座って銀のワイングラスを片手に、 「ルネッサ~ンス!」なんてやることも出来ますw 次に入ったのは、ここの裏にある従者たちの控え室。 そこには、従者たちが空き時間に楽しめるゲームが置いてありました。 ハンプトン・コート・パレスの内部見学は、豪華絢爛さも勿論ですが、 このような王室の生活の裏側を覗けるところが魅力だなぁと思います。 今までにバッキンガム宮殿やウィンザー城の内部見学をしたことがありますが、 どちらも支えている者たちの生活はほとんど目にしませんでした。 ここからは陰の立役者の代表格、Henry Ⅷ's Kitchens ヘンリー8世の台所です。 私自身がとくに興味を持ったものをピックアップします。 フランスからのワインのお届け等外部の人から見える最初の部屋は、肉の部屋。 ホールと同様、お金があることを見せ付けるためです。 ずらっと並んだかまど。王室がお客様を招いた時など、 数百人分の食事を用意しなくてはならないときがままあったとか。 イギリス料理の1つ、パイ。 初めて知ったトリビアが、当時はパイの包みは食べ物だと認識されておらず、 中身だけ食べていたのだそうです。なんて勿体無い! パンのかまども大きい! さらに大きいのが、この肉のロースト用のかまど。 ここは、大量の銀食器が置かれている部屋。 当時と同様の食器を特注で再現して、展示しているそうです。 ちなみにこの隣には事務室がありました。 「2百人分のパイには新鮮な卵が○個必要だから○日に発注しよう」等、 抜かりなく事務処理するにはかなり手間が掛かったことでしょう。 ここは、Henry Ⅷ's Wine Cellar ヘンリー8世のワインセラー。 大量の酒樽が並んでいます。 フランスからの来客時には、Base Courtにあるこの噴水の水を、 赤ワインに変えたのだそうです。 (あ!パイレーツ・オブ・カリビアン4を観たのですが、 このBase Courtが撮影に使われていました!! イギリス内のロケ地はグリニッジだけではないんですねー!) ヘンリー8世縁のお部屋以外にも、 ウィリアム3世やメアリー2世のお部屋、教会も見応えがありました。 ハンプトン・コート・パレスの内部見学で、 派手な王の後ろに居た、それを支える者たちの姿が思い浮かびました。
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